三鷹まるごと博物館
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大沢の里水車・古民家まつりを開催しました!

2025年10月10日

令和7年10月4日(土曜日)、5日(日曜日)に大沢の里水車経営農家と大沢の里古民家で、年に一度のおまつりを開催しました。

今回はその水車古民家まつりの様子を写真と一緒にご紹介します!

〇大沢の里古民家

大沢の里古民家では、三鷹の魅力を「三鷹四大名物」として、水車・わさび・紫草・鷹をテーマにした展示・解説や実演をおこないました。

水車ブースでは、パネル展示による大沢の里水車経営農家の紹介。

わさびブースでは、普段は入ることのできないわさび田の一部を解説つきで見学できるツアーを開催しました。

紫草ブースでは「みたか紫草復活プロジェクト」の皆さんが紫草の紹介をしました。

ちょうど花が咲いていました。

鷹ブースでは諏訪流放鷹術保存会による鷹飛ばし実演(4日のみ)が行われました。

撮影:まちなかカメラマン佐久間俊輔

今年は初めてボランティアブースが設置され、三鷹まるごと博物館ボランティアの皆さんが普段行っている活動(わさびボランティア、草花ボランティアの活動)を様々な形で紹介。

野草茶のサービスや

わさびについての絵本の読み聞かせ

同ボランティアによる古民家の建物解説も行われました。

両日、オーボエとフルートによる演奏会も行われ、優しいメロディが大沢を包みました。

またキッチンカーに来ていただいたことで、三鷹野菜のおいしさが伝わると同時にイベント全体が一層賑やかな雰囲気となりました。

5日限定・今回初の試みとして、古民家での歌舞伎「助六」発表会を開催しました。

9月の講習会に参加した市民の皆さんが古民家で染めた江戸紫の鉢巻きを巻いて、本格的な化粧と衣装で登場!

堂々とした見事な踊りっぷりに拍手喝采が巻き起こりました。

〇水車経営農家

大沢の里水車経営農家では、日本有数の水車「新車(しんぐるま)」を実際に稼働させた精米・製粉作業をおこないました。

見学者の方は音と動きの迫力に圧倒され、解説員の説明に耳を傾けながら、熱心にご覧になっている様子でした。

4日(土)には七中生による水車の解説も行いました。

水車がおこなっている作業を人力で体験できる、石臼による蕎麦挽きと糠ぶるいを使った精米体験も好評でした。

見学された方には水車で搗いたお米をプレゼント。

今回のおまつりはまるごと博物館ボランティアの方々が主体的に準備、当日の運営等を行ってくださいました。ボランティアをはじめとした、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!

様々な立場の方が手をとり、作り上げた水車古民家まつり、

来年はどのような盛り上がりを見せるのか!お楽しみに♪

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